ACS Chem. Neurosci. に論文が掲載
ACS Chem. Neurosci. に論文が採択されました。
この論文はアメリカ留学中の2020年8月に投稿し、そこから本当に長い長いリバイスを経て採択されました。
内容はビタミンKにビタミンAの側鎖構造を導入したら面白いんじゃない?という興味優先で誘導体を合成頂きましたが、
ビタミンKとビタミンAの関連する核内受容体を介して活性を有している誘導体を得ることが出来ました。
また、この論文ではそこから神経分化評価、mGluR1を介した分化誘導機構の解明、新規誘導体の体内動態試験、
mGluR1のMDシュミレーションでのドッキング解析とやれることは一生懸命やった論文になりました。
採択自体は非常に嬉しいですが、それ以上にほっとしました。
次の論文の大事なハブになる論文ですので、今後益々頑張っていきたいと思います。
最後に、責任著者の須原先生を含め、北里大学の武田先生や須原研究室、私の研究室の多くの学生の
協力によってまとめることが出来ました。改めましてご協力ありがとうございました!